放射線科では、各診療科から依頼される、一般撮影・マルチスライスCT・X線テレビなどの画像撮影を行っています。情報量の多い画像を提供する事を基本に、画像のデジタル化と電子カルテにより、患者さんの情報を共有化し的確な診断ができるようチーム医療でサポートしています。患者さんに安心して安全な検査ができるよう努めています。
通常のレントゲン写真が2次元表示であるのに対し、CTは3次元的に表示する方法です。非常にわかりやすく体内の前後左右の位置関係を写し出しますので、隣り合った臓器に対して区別する能力に優れていて、病気の存在や構造を知るのに有効です。当院では、16列のマルチスライスCTを使用しています。
マルチスライスCTの大きな特徴として
① 大幅な撮影時間の短縮ができる。
② 非常に細かい感覚(0.5mm)での撮影ができる。
③ 立体的な画像化が容易にできる。
④ 一度に広範囲の撮影ができる。
などの特徴があります。