大西病院は、昭和23年初代理事長が四万十町茂串町（旧窪川町殿町）に大西診療所19床を開業して10月には75年になります。
創設理事長は、「患者さんを第一に親切にしよう」「患者さん中心の医療を行う」の基本精神の基、昭和45年現在地四万十町古市町に移転開設を機に「大西病院職場訓」三訓を制定し、病院玄関前の庭で、毎日始業前、職員と共に職場訓を唱和していました。
その三訓の精神を引き継ぎ、地域の皆様に必要とされる病院作りをしなければならないとの考えの基に、平成17年に、現在の「高幡会理念・基本方針」は制定されました。
この度、理事長就任を機に今改めて基本に立ち返り初代理事長の思い、その思いを受け継いできた2代、3代の理事長の思いを受け、基本精神にそった病院運営を行うことが、私の責務と考えております。
大西病院は、今日まで地域の皆様にその時その時代を支えられてきました。その支えてくださった皆々様の絆に感謝し、歴代の理事長の思いを受け継ぎ、「より良い医療の提供、患者さんのための病院である」その思いの実現のため、共に協力してくれている職員の皆さんと日々精進、努力していく所存でございます。これからも一層のご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。